LUMINOX 8831 【ルミノックス 8831 リーコン】

最近お気に入りの時計です。
こないだの楽天優勝セールで思わずポチってしまった・・・
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LUMINOX8831 RECON NAV SPC 8830 SERIES

僕の仕事柄、外でのロケや風景撮影では、方角を知っておきたい事が多くて、それならGショックとも思ったけど、あのデカさに躊躇してしまい、何かないかと探してたらLUMINOXの時計に行きついた。

時計を買う条件としては、アナログ、視認性がいい、日付がわかる、暗いところでも見える、方角がわかる、そしてカッコいい、お値段ほどほど。

上記の条件を全て満たしたのがLUMINOXでした。

公式サイトによる説明を見ると・・・
「自己発光システムによる抜群の視認性をはじめとした高いミリタリースペックを誇り、米国海軍特殊部隊ネイビーシールズのほか各国の機関に採用されるルミ ノックス。中でも2010年にリリースされた「リーコンシリーズ」は機能的で且つインパクトのあるデザインが定評を得ています。

暗闇で視認性を確保する自己発光システム「ルミノックス・ライト・テクノロジー」においても第4クオーターを明示するために発光カラーを区別し、夜間においてもより瞬時に時刻を確認できる工夫がなされているのも特徴です。」

とかなんとか説明されてます。
ネイビーシールズ公式みたいに語られてますが、中のムーブメントは大した事ないので、そこまで過度な期待はしてないんですが、オモチャみたいな外見とは裏腹に、値段はソコソコするこの時計、探ってみると人気も高い時計でした。

この8831とは別に3051RHや3000シリーズも持ってるんですが、この8831に付いてるコンパスもレア物なので、以前から狙ってたんですが、ようやくゲットした次第です。

元々この時計の売り文句が、特殊隊員の偵察任務におけるナビゲーター達に向けて企画されたと言ってる時計だけに、それなりの機能はついてます。地図を読む上で大事なコンパス、そしてべぜル内側にはタキメーター、ベルトには地図間の距離を計測する際に活用できる縮尺目盛(km)やmm単位で計測できるメ ジャーが刻まれてたりするんですね。

なるほど！！
使った事ねーーー！！(笑)
でも、いつか北アルプスにでも登った時に役に立つかもしれないんで、このベルトは後に温存しておくことにしよう。とはいえ、このベルトの耐久性はネットで見る限りあまり良くなく、同じものを公式のお店で買えるかどうかも不明だし、買えても高そうだなー・・・

さて、この時計を使ってみた感想を僕なりにご紹介いたします。
まずは僕が求めていた機能として、一番肝心な夜の視認性ですが、ルミノックス・ライト・テクノロジーという、いわゆるトリチウムをガラス管に詰めて、昼も夜もずっと光るガラス発光管を、秒針や数字のところに埋め込んである状態です。

Gショックでは、時計を傾けるだけで光ったりしますが、傾けかたにもコツが必要だったり、発光ボタンを押す必要があったりします。しかし、このシリーズの時計は昼夜問わずずっと光ってますので、いちいちボタンを押す必要はありません。光の量ですが、暗い所でみると発光管がボーっと淡く光ってます。淡いとは言え、暗いとこに目が馴染んだ状態でこの時計を見ると、結構はっきりと確認できますので不便はありません。その光ってる感じがまたかっこよくて、男心をくすぐってしまいます。



次に求めてた機能。方角をみるコンパスですが、これは意外に使いやすいです。腕につけてる状態で水平に保てば、確実に方角がわかりますし、Gショックみたいに電子コンパスじゃないので磁気の影響も受けない。それにアナログのオイルコンパスの信頼性は高いので助かってます。

コンパスはベルトに通して装着されてますが、思ったほど付け心地は悪くないってのが僕の認識です。このコンパスもしっかり200ｍ防水との事。

これは余談なんですが、ベゼルを回した時の”カチッカチッ”とした感触はとっても心地よくて、思わず何回も回してしまうほどです。

次に僕が感じたデメリットを紹介します。
まず、ケースが思ったより大きいって事です。僕みたいな細い腕では、少々見劣りしちゃうかもです。そういう観点から言うと、3051や3000シリーズの方がケースももう少し小さいですから、付け心地はいいかもしれないですね。

さらに付け加えると、フェイスが大きいので、左手を内側へ少し回したくらいでは十分に視認できるほど回ってこない点。その際には右手で内側に少し回す事もしばしばあります。

それと、Gショックみたいにガラス部分の保護がないので、気をつけてないと、結構ガリガリと傷をつけかねないって事。この8831はサファイアクリスタルガラスだからまだいいですが、3051や3000シリーズは傷が付きまくる可能性が高いですね。

次に、バンド。この時計のバンドは少々厚みがあります。時計を着ける際、バックルをバンドの穴に挿入して固定した後、最初に通すループがバックル部分に近いせいで（バンドには反しの突起があり、その部分で最初のループが移動しないようになってる）、そこを通すためにはバンドを結構曲げないと入りません。これを繰り返してると、バンドもループも傷みが早いと思いますので、バンドの寿命は短いかもしれないですね。

この8831にはGMT機能がついたって事らしいですが、正直全然使いません(笑)　あえて言うなら、今が午前と午後どちらなのか一目でわかるくらいであって、必ずしも必要な機能って訳ではない。

さらにさらに、秒針などが文字盤とぴったり合ってない(笑)　これはルミノックス全般に言えるんですが、そのあたりは割とファジーみたいです。僕は現在時刻がおおまかに分かればいいのでそこまでこだわってないですが、針と文字盤がきっちり合ってないと許せないって方には、あまりお勧めできない時計です。

最後にもう一点。これは僕が所持してる3本のルミノックスがそうなんですが、時刻合わせのタイミングにコツがいるって事。

僕は時計あわせの際に秒針を12時の位置で止めて、時報に合わせてりゅうずを押し込みます。するとすぐに秒針が動き出しますから、タイミングはバッチリ合いますね。　しかし、ルミノックスはりゅうずを押し込んでから約一秒後（？）に動き始めます。　

つまり、時報ジャストでりゅうずを押し込むと一秒遅れでずれてしまいます。ですから、時報ジャストの1秒前にりゅうずを押し込むとぴったり秒針も合うんです。まあ、慣れれば問題はないんですが(笑)　初めてルミノックスを購入される方はご注意くださいませ。

と、まあ、色々あるんですが、ネット上探してもこの時計のレビューがあまりなかったので、とりあえず書いた次第です。3051とかはバイク乗りの人がよくつけてるし、休日の高速パーキングの喫煙ブースとかで、まったく同じ時計の人とバッティング！しちゃった時なんて、なんか気まずいというか、ニヤニヤしちゃうというか、どこかこそばゆい感情を覚えた事がありましたが、この8831だったらバッティングはそうないでしょうし、次の時計としていかがでしょうか。

よくブラックアウトがいいよ～とか言われますが、僕個人的には、時間が見づらいのでは？と思ってる人間なので今後も触手が動く事はないと思います。（※ブラックアウトを決して悪い時計と言ってる訳ではないので、くれぐれも誤解されないでください）

次に時間があれば、3051RHの紹介でもしてみます。
(=ﾟωﾟ)ﾉｼﾞｬ､ﾏﾀ!!